活用事例

ドローンによる生育管理システムを活用した作物の高品質化等の取組

  • 三重県津市では新規就農者のT氏が水稲を栽培しているが、本人の農業経験が乏しいため、集積した農地の特性を把握するのに時間が掛かり、地域平均に比べて少ない生産量。また、高付加価値品の有機栽培米を取り組むも、収量及び品質確保に苦心。
     

  • このため、T氏はドローン及びITを使った新技術による効率的な水稲の生育管理技術を導入し、農地の特性把握と収量向上、有機米生産の安定化を図ることを目指し、H28年にT氏の管理する5haの農地の一部を対象に弊社と実証を開始。
     

  • 2年間の実証機関を経て、水稲生産に適性のあるドローンや各種機材、ソフトウェアの選定に目途が付いたことから、T氏は本システムを本格導入、他にも北海道の農業資材商社が生産者の収量向上のために弊社システムを契約。
     

  • 2019年の栽培において、有機圃場の収量が大幅に低くなる(330kg/10a)現象が発生。ドローンによるフライトデータを解析したところ、出穂期の窒素欠乏量が著しく低いとの結果。この対応として、冬~春に土壌改良資材と元肥を投入し、栽培中も施肥を複数回実施。出穂期の画像解析結果は良好となり、収量は414kg/10aと改善。
     

  • R2年現在、T氏の管理する農地は14haに拡大し、生産量も安定。内、有機米の栽培面積も1.7haに拡大し、収量はR1年比9%向上、3年間連続で一等米の評価。小麦生産も開始し、水稲同様にドローンによる管理を予定。

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